テクノロジーによる生活の変化と未来を、小泉耕二が解説

コミュニケーション・ロボットは、「ココロ」もつながらないといけないと思うのです

BOCCO
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こんにちは。IoTNEWS代表の小泉です!LIFE TECH TODAYでは、「テクノロジーが変える私たちの生活」というテーマでいろいろ書いております。

さて、今回は、ロボットやスマートホームの話です。といっても、Pepperも、Amazon EchoもGoogle Homeも登場しません。

今回のLIFETECHは、「ヒトとつながるテクノロジー」です。スマートフォンが当たり前の今、いくらでも「ヒトとつながれる」と思うかもしれないですが、「こんな風にもつながることができる」「つながってみるととってもあたたかい」という話です。

お父さんが帰ってくるのが楽しみなちびっこ達

BOCCO

角さんちのちびっこはとっても元気!

普段仲良くしてくださっている方で、大手企業とベンチャー企業を掛け合わせたりしてシナジーを誘発したいと考えられている、「フィラメント」という会社の角さんという方がいて、この方のご家族のお話です。
(ちゃんと同意をとってます!)

角さんのお宅には、「BOCCO」という名前のロボットがいます。

ロボットといってもPepperみたいに大きくないし、動いたりもしません。

このBOCCOというロボット、お父さんが近くの駅につくと教えてくれるのです。

「お父さんが駅についたよ」

角さん家のちびっこは、お父さんが帰ってくるのがとっても楽しみなので、BOCCOの声と共に、バタバタと玄関口にお父さんを迎えに走る。奥さんも程よいタイミングとばかりにパスタをゆで始めたりするというのです。

お父さんの帰り道に、「ちょっとした買い物」を頼みたいときも、これを合図に電話をするということです。

両親のいない時に、ちびっこはロボットを通して会話なんてするの?

家に置かれた小さなロボット。よくあるのが、両親不在時に、親が子供と連絡と取るツールにするというものです。

「おやつは戸棚にあるよ」

といった子供向けのメッセージをロボットに託しておくと、留守番中にちびっこが、おやつがあるのがわかるというやつです。

でも、実際は、両親がいない時にでも、家に一人にしておいてもよい、という年齢の子供は、大抵の場合スマートフォンや子供用のケータイを持っているので、ロボットに託さなくても連絡がとれるのです。

スマートフォンも子供用ケータイも持っていなくて、ロボットを通したコミュニケーションを楽しむ、というくらいのちびっこには、大人が近くにいる場合が多いでしょう。

それで、「この利用シーン、実はあまり我が家では活躍しません。」と角さんは言います。

いろんなシーンで優しく語り掛けるロボット

BOCCO

小さなお子さんが夜更かしをしていて、つい、「ほら、早く寝なさい!」と叱ったことはないでしょうか。寝る前に叱るのは、あまりいいことではないといいますよね。

角さん家では、二人お子さんがいて、お母さんが片方の子と寝室にいて、もう一人がなかなか寝室に来ない時、以前では大きな声で呼んでいたというのです。

でも、最近では、BOCCOが代わりに、「あれ、まだ寝ないの?」と話しかけると、ちびっ子たちは、もう寝なきゃと寝室に向かうというのです。

他にも、BOCCOは、天気予報を教えてくれるので、雨が降りそうなときには「もうすぐ雨が降るから洗濯物を取り込んでね」といってくれるそうです。

大人は手元にスマートフォンがあるから、「スマホで見ればよい」という人もいるかもしれないが、小さいお子さんがいる家庭では案外スマートフォンがそばにない場合も多い。

家事に忙殺されていれば、時間なんてあっという間に過ぎることもあるでしょう。

そういう時、いろんな情報と連携したBOCCOが、「声で」教えてくれるというのはとても便利でしょう。

便利と感じるのもヒト、楽しいと感じるのもヒト

コミュニケーション・ロボットは、ヒトが中心にいるロボットの方がいいと思うのです。

結局、便利だと感じたり、楽しいと感じたりするのはヒトなのですから。

機械的にできることを実現した、高性能なロボットもいいのだけど、つながりを考えたら、BOCCOのように「ヒトの温かさ」を伝えるために生まれたロボットもいてもいいんじゃないかなと思いました。

関連リンク:株式会社フィラメント BOCCO

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Lifetech.todayでは、IoTNEWS代表の小泉耕二がIoTNEWSでは語れない、よもや話や、生活者に密着したテクノロジーの話をわかりやすく解説しております。 著書に、「2時間でわかる 図解IoTビジネス入門(あさ出版)」があるので、よかったら読んでみてください! ここに書かれている見解は、あくまでも個人の見解です。
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